坊村さん(2000年入社)

現在の仕事内容を教えて下さい。どんな仕事ですか？

主に商品に関わる業務全般になります。

＜仕入価格回答や発注業務＞
お客様から在庫の無い商品のご依頼があった際、セールス（営業）やコーディネーター（営業事務）から仕入価格の確認依頼に対応し、金額や納期を回答します。各メーカーから最適な商品を選び、セールスを通じてお客様にご提案します。
商品の仕入は基本、各センターの在庫状況、各仕入先の価格、在庫状況、仕様や費用を比較し商品選定をします。
「最小のコストで最大の効果を」が私たち商品購買（バイヤー）の目標・方針です。

＜計画仕入＞
注文案件による不足充当ではなく、定番商品や、季節商品など多くの出荷が見込まれる（在庫が薄くなる）商品を事前に予測し、事前に計画的に購入します。セールスに受注状況や今後のイベント状況をヒアリング、商品管理センターの在庫状況（使用可能状況）、去年の出荷数を把握し、お客様のニーズにお応えできるよう人気商品の不足を防ぎます。

＜新規商品検討・商品開発＞
メーカーの展示会に参加し、レンタルとして取り扱いができそうな商品を発掘するのもバイヤーの仕事です。その商品をセールス（営業）やコーディネーター（営業事務）によって検討され、採用されれば無事レンタル商品として世に出ていくことになります。
また当社ではオリジナル商品（Ｅパネルなど）も取り扱っており、バイヤーがメインとなり商品開発をおこなっています。メーカーとの打合せ、サンプルをもとにセールス・コーディネーター・センター部門にヒアリング、勉強会開催などを経てオリジナル商品が完成されます。

＜WEBサイトコンテンツ作成＞
実は、当社レンタルWEBサイトのページも、私たちバイヤーが制作しています。商品の画像手配や撮影、商品の仕様・説明を登録し、お客様に使用する際のイメージをしてもらいやすいページ制作、SEO対策に適したキーワード等を意識し、より多くのお客様に閲覧していただける様なページ制作をおこなっています。

仕事の魅力・やりがい・面白いと感じるときを教えてください。

お客様のご注文によっては、急なご依頼（短納期）があります。通常では納期が間に合わない商品を期日に納品できるようメーカーやセンターと折衝し、仕入商品と在庫商品の出荷順の調整を行った結果、無事納品ができた際にはやりがいを感じます。
急なご依頼以外にも、何百点・何千点とご注文いただく大型の案件の不足商品を、各メーカーに見積依頼から発注・入荷・出荷までおこない、無事レンタルを終えた時にも、そう感じますね。
あとは、開発から携わった商品がレンタル商品として採用され、お客様にご使用していただけた時は面白い！と感じます。

苦労した話や失敗談はありますか？

当社は「総合物品レンタル」なので、色々な商品の問い合わせをいただきます。今までに購入した事がない商品を探す時には苦労しますね。（たとえば公園の遊具など‥）
商品を仕入し、お客様にお届けしたものの「もっと違う仕様が欲しかった」とお客様が違うものを期待されていた、という失敗経験もあり、それからはセールスを通じて「お客様が【どの様なシーンで、どんな風に使用するのか】」を詳細にヒアリングし、お客様のニーズに合った商品をお届けできるように心がけています。

エイトレントのここが（この商品が）面白い！を教えてください。

やはり当社オリジナル商品のＥパネル（パネルパーテーション）やユニバーサルテーブルですね。軽くて運搬しやすく、組立も簡単（工具不要！）、リペアも可能など、いままで取り扱っていた商品の不満点を改善し、主力定番商品にまでなりました。

仕事の中で大切にしていることはありますか？

当たり前かもしれませんが、「人の話をよく聞く事」です。他部署（セールス・コーディネーター・センター）の方々の話をよく聞く事で、どういった商品が必要なのかが把握できます。セールス・コーディネーターを通じてお客様の声（良い点・悪い点）や、センターの声（整備・保管しやすいかどうか）を聞くことにより仕入商品の選定に繋がる事が多く、最適なサービス（商品）に反映する事ができます。

求められるスキル・マインドは？

好奇心があることですね。たとえば自分は家電量販店などに行くとつい新商品を見たり、何かのイベント開催場でも、どういった商品を利用しているかをチェックしたり、メーカー名を見てしまいます(笑)。
「新しいものが発売されたんや」「こんな機能がついてるんや」といった興味が私たちバイヤーには必要だと感じますし、何事においても、「自分から興味をもってやっていく事」が大切ではないかと思います。

今後の目標は何ですか？

今の目標（意識していること）でもあり、先程もお話しましたが、定番商品の不足がおきないようセールス、コーディネーター、センターと連携を取って在庫調整を行い、お客様のもとにスピーディに、より最適な商品（サービス）を提供できるように意識しています。
また、現在のオリジナル商品に負けないような、定番で取り扱われるような商品開発ももっともっと出来れば良いですね。