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スポットクーラーと冷風機の違いを比較!レンタルするメリットとは!?

当社がレンタルで提供しているスポットクーラーと気化式冷風機の特徴や違いについてご紹介いたします。

スポットクーラーと冷風機の違いを比較

目次

スポットクーラーと冷風機は、エアコンのない場所やエアコン故障時に熱中症予防など暑さ対策で利用されることが多い商品ですが、スポットクーラーと冷風機の特徴や違い、どちらが適しているかなど、意外と分からないまま購入やレンタルをされる方もいらっしゃいます。

実は、スポットクーラーと冷風機には大きな違いがあり、どこでどのように使うのか、目的・用途・設置環境に合った機器を選ぶことが大切です。

そこで、スポットクーラーと冷風機(業務用の気化式冷風機)の違いと、それぞれの特徴や適した用途について解説していきます。

この記事を参考にしていただき、『涼しくならない』といったトラブルを未然に防ぎ、最適な暑さ対策を選択して厳しい暑さを乗り切りましょう。

スポットクーラーと気化式冷風機の違い

■スポットクーラーの特徴

スポットクーラーはエアコンのように外気を本体に取り込み、本体内部で冷却した冷気をダクトから送風させる冷却装置です。一般的なルームエアコンは室内機・室外機に分かれていますが、スポットクーラーは室内機と室外機が一体となったイメージです。

スポットクーラーは、その名の通り特定の「スポット」を冷却するのに特化した冷房機器です。細長いダクトから強力な冷風を直接ねらった場所に排出することができ、広い空間や屋外でも冷風の当たる特定のエリアを冷やすことが可能です。

スポットクーラーはキャスターが付いているため移動が容易で、家庭用電源(単相100V)がとれる場所であればすぐに設置し使用することができます。

ただし、スポットクーラーの排気ダクトからは排熱が出るため、閉め切った部屋で使用するには排熱を外に逃がす必要があります。排熱を外に逃がさずに使用すると冷却効果が落ちる可能性がありますので、必ず窓やドアから排気熱を逃がして使用します。

設置付近に窓やドアがない場合は、延長用の排気ダクト(当社オプション品)を接続することで外へ排出させることができます。

■気化式冷風機の特徴

当社がレンタルで取り扱っている気化式冷風機は、水の気化熱を利用して周囲の温度より体感で約5℃低い涼風を送風する冷却装置です。簡単に表現すると、涼しい風が出る大型の扇風機になります。

冷却の仕組みは、内蔵の貯水タンクに入れた水を吸い上げて冷却エレメントに染みわたらせ、大型のファンで強風を送ります。すると、冷却エレメントの水分が蒸発し空気中の熱が奪われる気化熱によって冷たい風を生み出すという原理を用いています。

気化式冷風機は涼しい風が出る大型の扇風機のような物ですので、部屋全体を冷やすことには適していませんが、特定の場所に涼しい風を広範囲に送り涼感を得ることができます。

また、冷風の強さを強弱で調節したり、左右にスイングすることができるため、設置場所に近いエリアでは広範囲に送風することが可能です。さらに、スポットクーラーと違いコンプレッサーがないため、
家庭用電源(単相100V)がとれる場所であれば、排熱を気にせず様々な場所で使用することができます。気化式冷風機にもキャスターが付いているため移動も容易です。

ただし、水の気化熱を利用するため、毎日、貯水タンクに水を補充・交換する必要があり、水道から直接給水できない場合などは特に手間がかかってしまいます。

スポットクーラーと気化式冷風機のメリット・デメリット

メリットとデメリットの見出し

スポットクーラーと冷風機の性能・特徴比較

スポットクーラー 気化式冷風機
冷却能力 〇*1 特に風が冷たい 〇*2 広範囲に届く
設置場所*3 〇*4 制限は少ない ◎  ほぼ制限なし
設置工事 ◎  不要 ◎  不要
消費電力(50Hz/60Hz) ▲  840W/1040W 〇  178W/245W
騒音(運転音) ▲  掃除機レベル 〇*5 通常のオフィス
手間の少なさ ◎  ドレンの排水 〇  水の補充

*1:スポットクーラーは部屋全体の冷却効果はあまり期待できません。
*2:気化式冷風機は部屋全体の冷却効果はありません。
*3:どちらの商品も油成分を使用している場所や粉塵が飛び散る場所では使用できません。
*4:スポットクーラーは室内での使用には排熱を外に逃がす必要があります。
*5:気化式冷風機は、風量の強弱により(弱)通常のオフィス ~(強)デパートのレベルで変動します。

■冷却能力について

スポットクーラーと気化式冷風機のどちらもエアコンのように部屋全体を冷却することはできませんが、風のあたる特定の場所ではスポットクーラーの方が冷却効果は高くなります。
ただし、スポットクーラーは排熱が出るため室内で使用すると排熱がこもり冷却効率が低下してしまう可能性があります。延長用の排気ダクト(当社オプション品)を使うなどして排熱を外に逃がすことで室内での使用も可能になります。
一方、気化式冷風機は排熱が出ないため室内での使用にも向いていますが、水の気化熱を利用するため狭い室内で使用すると湿度が上がり蒸し暑く感じる場合があります。狭い部屋の中で使用する時は部屋の窓をあけるか定期的に換気することで改善できます。

■設置場所について

スポットクーラーと気化式冷風機はどちらにもキャスターが付いていて、家庭用電源(単相100V)がとれる場所であれば設置場所を選ばずに使用できます。
ただし、室内で使用する場合、スポットクーラーは排熱を外に逃がす必要があるため、窓やドアに近い場所での設置がおすすめです。
また、油成分が付着する場所や粉塵の多い場所でのご利用はご遠慮ください。油や粉塵が本体内部に吸い込まれフィルタや機器自体にも汚れや臭いが付着してしまいます。
※油や粉塵の汚れや臭いは通常の洗浄では落とせないためオーバーホール(分解修理)または使用不可となってしまう場合があります。

■設置工事について

スポットクーラーと気化式冷風機は、どちらも家庭用エアコンのような設置工事が不要で、家庭用電源(単相100V)にコンセントを差すだけですぐに使用できます。
例えば、エアコンが故障した場合は修理に時間がかかってしまいますので、修理期間中の暑さ対策は、すぐに使用できるスポットクーラーや冷風機をレンタルするのが適しています。

■消費電力について

スポットクーラーの消費電力は840W/1040W(50Hz/60Hz)ですが、気化式冷風機の消費電力は178W/245W(50Hz/60Hz)と低い仕様になっています。(当社レンタル商品の一例)
単純にスポットクーラーより気化式冷風機の方が電気代が安くなる計算になります。
また、オフィスや施設などの電気容量によっては利用できる機器の台数が変わります。スポットクーラーや気化式冷風機を何台設置できるかは、他の利用機器も含めて電気容量を確認し、停電にならないように注意が必要です。

■騒音(運転音)について

スポットクーラーの運転音は掃除機の運転音と同じレベルの音量になります。工場、店舗、イベント会場など、少し騒がしい場所では気にならない程度ですが、室内の静かな場所で使用すると運転音が気になる場合がありますので、使用する場所や周囲の状況により配慮が必要になります。
一方、気化式冷風機の運転音は、風量によってはスポットクーラーより小さく、静かな場所でもストレスなくご利用いただけます。
風量が弱の場合で通常のオフィスでもあまり気にならない程度になります。
(当社レンタル商品の一例)

■手間・労力について

スポットクーラーは本体下部に除湿した水を溜めるドレンタンクがあり、たまった水を捨てる手間が多少かかりますが、どなたでも簡単にご利用いただけます。ただし、レンタルであっても長期間ご利用される場合はフィルタ―にたまったホコリの掃除が必要になります。
気化式冷風機は気化熱を利用するため、貯水タンクに水を補給する必要があります。夏場など水を替えないで保管していると悪臭の原因になりますので、毎日残った水は捨てて翌日給水する必要があり、スポットクーラーに比べてやや手間がかかります。長期間利用される場合は、悪臭や雑菌の繁殖を防ぐために定期的に貯水タンク内を掃除する必要があります。

レンタルするメリット

スポットクーラーや気化式冷風機をレンタルする場合、購入と比較して下記のメリットがあります。

①1週間や1ヶ月など短期間の利用では購入よりも料金が安い。

②商品のメンテナンス・保管の手間が省ける。
 使用しない期間はレンタル会社が商品のメンテナンスや保管を行います。
 長期間レンタルする場合は商品によりフィルタのホコリ取りなどが必要になります。

③レンタル期間中に万一故障した場合は無償で修理または交換が可能。
 故障かなと思った時は当社までご連絡ください。状況をお伺いして修理または交換にお伺いします。
 ※誤った方法で使用するなど故意による故障は対象外。

④レンタルは延長・短縮が可能。
 残暑が厳しいので延長したいといった場合でも、ご連絡いただくだけでレンタル期間の変更が可能です。

⑤商品のお届け返却も全てお任せ。
 商品はご利用場所まで直接お届けが可能で、レンタル終了後は現地まで引き取りにお伺いします。

スポットクーラーと気化式冷風機のレンタル料金比較

レンタル料金の比較(税別)※当社レンタル商品

商品名 3日以内 15日以内 1ヶ月 3ヶ月
スポットクーラー 16,500円 18,460円 19,400円 44,300円
気化式冷風機 24,100円 26,900円 28,300円 64,600円

上記以外の機種も取り扱っています。
上記以外の機種のレンタル料金や記載のない期間のレンタル料金はお問い合わせください。
別途、運送費(最寄りの当社商品センターからお届け先までの運送費)が必要になります。

当社取り扱い商品のうち、よくご利用いただいている上記機種のレンタル料金は、スポットクーラーの方が少し安価な料金設定になっています。
ただし、スポットクーラーの排熱を離れた場所から外に逃がす必要がある場所では、別途、延長排気ダクト(オプション品)の料金が必要になります。電気代はスポットクーラーの方が高くなるため、設置場所、ご利用台数、ご利用期間(時間)などによってトータルコストは変わってきます。
また、商品のお届けには別途運送料がかかります。詳しくはお届け先をお伺いしてお見積りさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

以上のように、スポットクーラーと冷風機は、どちらも工場、店舗、イベント会場などで特定の場所を冷やすのによく利用されていますが、冷却能力や室内で使用する場合の注意点、手間のかかる頻度などに違いがあります。そのため、特徴や性能などを理解せずに購入して使用すると、「思っていたより冷えない」ということにもなりかねません。
近年では異常な暑さとなる日も増えてきていますので、夏にエアコンのない場所では何らかの暑さ対策が必須となっています。この記事を読んで、適した暑さ対策を少しでも早く準備できるように参考にしていただければと思います。

短期間の使用や購入前に試したい場合などは、手軽なレンタルでのご利用がおすすめです。「スポットクーラーと冷風機のどちらを選べばいいか分からない」といった疑問などございましたら、レンタルのサービス実績が豊富な当社スタッフにお気軽にご相談ください。ご利用場所や周囲の環境をお伺いして最適なご提案を無料でさせていただきます。

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