サステナブルな社会の実現に向けて
エイトレントは1963年にレンタルで物品を循環利用し、地球資源を守り、次の世代にも豊かな生活を提供することを社会的使命として事業をスタートいたしました。そこから60年以上にわたり、規模、業種を問わず多くのお客様(企業全般、自治体、官公庁、各種団体など)にレンタルサービスをご利用いただいてまいりました。
そして現在、サステナブルな社会の実現のために、社会全体としていかに廃棄物を削減するかが大きな課題となっています。
エイトレントは「もっと先の未来」にまで地球の限りある資源を残し続けるため、レンタルサービスを通じてサーキュラーエコノミーを推進し、サステナブルな社会の実現に向けて取り組んでいます。
サステナブル(Sustainable)
sustain(持続する)とable(~できる)からなり、「環境・社会・経済」の観点から、今後長期間にわたって地球環境を壊すことなく、資源も使い過ぎず、良好な経済活動を維持し続けることを意味する言葉。現在、世界の人たちが共通の目標として取り組み始めているのが「サステナブル(Sustainable)」な社会の実現です。
サーキュラーエコノミーの推進
レンタルは、今ある商品で必要な時だけ繰り返し利用するサービスであり、下図サーキュラーエコノミーを形成する「消費」活動において、消費量を抑える最も有効的な手段の1つであると考えています。
サーキュラーエコノミーとレンタルの形成モデル
サーキュラーエコノミー(Circular Economy)
従来のReduse,Reuse,Recycleの取組みに加え、資源投入量・消費量を抑えつつ、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動であり、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑止等を目指すものです。
【引用】環境省ホームページ「1 循環経済(サーキュラーエコノミー)に向けて」
https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r03/html/hj21010202.html
レンタルサービスで4Rを実現
レンタルサービスをご利用いただくことで、Refuse,Reduse,Reuseの推進に繋がります。レンタル後は、レンタルサービスのサイクルを永く繰り返せるように、製品ごとに適切な修理・メンテナンスを行い、製品の耐用年数を底上げし製品寿命の延長に寄与しています。それでも廃棄せざるを得なくなった製品については解体・分別作業を行い、その一部を次の資源として活用(Recycle)する取り組みを行っています。
レンタルサービスで実現する4R
4Rとは
Refuse(リフューズ)、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字の4つのRの総称で、廃棄物の削減に向けた考え方です。
Refuse(リフューズ)
: 購入しない
(例)レジ袋を買わない
Reduce(リデュース)
: 必要な物だけ購入
(例)シャンプーは詰め替え用を買う
Reuse(リユース)
: 繰り返し利用
(例)壊れた家具を修理して使う
Recycle(リサイクル)
: 資源として再利用
(例)ごみを分別して再資源化する
※地方自治体の取り組みを参照
レンタルサービスによって、4Rの促進と製品寿命の延長により、廃棄の出ない仕組み作りが必要とされるサーキュラーエコノミー(循環型経済活動)の推進に貢献します。さらに、今後はレンタル商品の原材料、製造方法を含め、新しいサプライチェーンを創造して参ります。
レンタルによる環境貢献とメリット
レンタルを利用することは、物品の循環利用による廃棄物削減に直結するだけでなく、購入と比較しお客様にとってのコストメリットも得ることができます。
更に、所有からレンタル利用に切り替えることは、お客様の保管、メンテナンス、廃棄といった人的、時間的コストの削減を実現し、お客様の生産性を上げることにもつながっていきます。
私たち、エイトレントを多くのお客様にご利用いただける事こそが、社会全体としての環境貢献、社会貢献の総和が大きくなり、次の世代にも豊かな生活を提供していく事に繋がるものと信じ、これからもより良いサービスを提供してまいります。
SDGs
レンタルサービスによるサーキュラーエコノミーの推進、新しいサプライチェーンの創造、従業員の働き方改革と行動指針の策定によって、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献して参ります。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、略称:SDGs)は、2015年9月25日に国連総会で採択された、持続可能な開発のための17の国際目標である。その下に、169の達成基準と232の指標が決められている。
行動指針「12の約束」
エイトレントでは、自主的に働く社員の行動指針を12の「約束」にまとめました。これは、経営者が決めたものではなく、社員の視点(ボトムアップ)から作られた行動指針です。約束には私たちが大切にしている価値観がそれぞれ3つの短い文で表現されていて、判断に迷った時、行動をためらった時には、約束に戻って、エイトレント社員としての選択をおこなうことにしています。
「12の約束とは?」詳しい内容はこちら
これらの「約束」を社員一人ひとりが実践することで、サービス品質の向上、働きがいの醸成に繋がり、レンタル事業を継続させ、これからも持続可能な環境・社会・経済の形成に貢献してまいります。