現在の仕事内容を教えて下さい。どんな仕事ですか?
社内システムのLCM(Life Cycle Management)を管理し、構築、運用、改善などを行っています。
また、基幹システム、会計システムはリプレイスのタイミングが数年後に迫っていますので、それに向けた業務整理を進めています。次期システムは、レンタル業界のデファクトスタンダードになるようなシステムの構築を目指しています。
他には、サブシステム構築、ネットワーク、サーバーの保守管理、ヘルプデスクなども行う一方、社員のビジネススキルをレベルアップさせるためにExcelやWindowsなどの講習も開催しています。
仕事の魅力・やりがい・面白いと感じるときを教えてください。
情報システム課と言えば、画面にかじりついてプログラミングをしている人というイメージを持たれるかもしれませんが、当社では経営戦略提案や働き方の改革など、「え!こんなところにも情報システム課が出てくるの?」というような動きもしています。いろいろな業務と関わっていると、どの部署でも「壁を越えろ!」が共通キーワードになることが多く、それを打破していく過程にやりがいを感じます。
他部署の仕事に関与することで俯瞰的な目線で物事を見ることもできるので、結果、会社全体の成長に寄与できているんだという自信にも繋がり、そこがまた面白いです。
入社してから自身で成長したと思うところは?
情報システム課が経営層に近い業務にも関わるようになったことで、会社と一体となった成長戦略を描けるようになったと実感しています。
現在の基幹システムを構築する前は、売上や仕入の結果だけを入力する伝票発行機と化していましたが、新システムでは商品の入出庫もデジタルで管理し、リアルタイムな在庫情報や売上、仕入を管理するというコンセプトの元、ERPパッケージを利用したシステムを全社一丸となって完成させました。
こういった全社を巻き込んだ経験から、コミュニケーションの重要性、意見の取捨選択の重要性など、形では表しにくい高度なビジネススキルを得られたと思います。
苦労した話や失敗談はありますか?
失敗談は沢山あります。例えば、社員から「〇〇をシステム化したい」という依頼を真に受けてシステム構築した結果、実は要件そのものの考え方が違っていたために効果が出ず失敗したことがありました。
あの時、私が壁を超えなかったことで失敗してしまったエピソードですね。
それからは、依頼内容の背景、現状分析、全社での事例調査などを実施し、この依頼は間違いなく必要だと判断してから構築に着手するようになり、以後、一切そのような失敗は無くなりました。
つまり、失敗しても次にどうすれば同じ失敗を繰り返さないのかを、よく考えることが重要だと思います。
エイトレントのここが(この商品が)面白い!を教えてください。
私がエイトレントで面白いと思うのは、経営計画とボトムアップのハイブリッドから事業が成り立っているところでしょうか。
「これが必要だ」「こうしたいんだ」に対して、根拠や意義をしっかり説明できれば、予算の範囲内でしっかり投資をしてもらうことができます。
こうやって社員が立ち上がり、自分たちの思いを実現できる環境がエイトレントの面白い部分だと思っています。
仕事の中で大切にしていることはありますか?
「信頼」だと思います。壁を超えて他部署に入り込もうとしても、この人に言っても分かってもらえないと思われていると、腹を割った話ができなかったり、本音を引き出せない問題に直面します。
しかし、絶大な信頼を勝ち得ることで、◯◯さんだから話すんだけどね・・・と裏話、つまり本音を聞かせてもらえたりもします。
求められるスキル・マインドは?
ビジネスにおける三種の神器として、語学、IT、会計と言われて続けてきましたが、ITは、今や避けては通れないスキルになっていて、営業職、事務職であっても、IT知識無しでは新たな大航海時代を生き抜くことは困難だと考えています。ですので、ITパスポート、Microsoft MOSといった試験・資格を取得しておくべきだと思っています。
今後の目標は何ですか?
やりたいことがありすぎて困っちゃいますね笑
例えば、AIを社内へ導入したらどんな効果が出せるのか、ユビキタス社会において当社の商材や働く環境をどのように考えていけば良いかなど、夢は膨らむ一方です。
そんな中、直近で実現したい目標はクラウドPBXです。これが導入できれば、PCがそのまま外線電話となるので働く場所に制限がなくなり、当社の働き方改革で目玉になるものです。
最後に伝えたいことがあれば教えてください。
この先、人間の仕事の殆どをコンピューターが実施する時代になるかもしれません。でも、会社には独自の仕事や考え方があり、すべてを定型化したコンピュータにも任せることはできないので、必ず人がコントロールする必要があると考えています。コンピュータをコントロールするためには、自分が何を言いたいのか、何をしたいのかを言語化できる能力が重要ですので、今のうちから身に付けてもらいたいと思います。
エイトレントは自分のやりたいことを実現できる環境が整っています。面白そうだなと思った方は、ぜひエントリーしてくださいね!一緒に働くことを楽しみにしています。